くまのワーホリ体験記

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30手前で脱サラしてちょっとだけワーキングホリデーでオーストラリアに行くブログ。ホリデー要素強めの日記がわりの備忘録。いつか誰かの役に立ちますように。

白熱!全豪オープン観戦その2【オーストラリアでワーホリ!39日目】

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メルボルンでテニス観戦の面白さを実感した話

くまです。前回やっと手に入れた全豪オープンチケット。今回はいよいよ試合観戦です。

(以下テニス未経験者による初観戦の感想)

会場へ

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前日右往左往した事でメルボルンの街歩きにも慣れました。

試合会場へは路面列車で向かいます。この路面電車全豪オープンの開催期間中はメルボルン市街中心部から試合会場の最寄り駅までは無料(!)運行。(観戦チケットの提示を求められる事もあるそうですが、見た感じ全スルーでした。)

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会場の前ではお菓子メーカーがアイスクリームを無料で配ってたり、化粧品メーカーは日焼け止めクリームを配ってたりと各スポンサー力を入れてます。(2往復してアイスを2度もらうアラサー男)

日本人たくさん

朝から沢山の観客が押し寄せており、人混みを縫って会場に入ると試合開始30分前。2階に上がり自分の座席を探します。

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え、ここ?意外と見やすいやん!

コート近い!

(普段アリーナコンサートで豆粒サイズのアイドルに必死で目を凝らすオタクにとっては、2階席でも十分近くに感じられる。)

しかも2階席は日陰なので真夏のオーストラリアの殺人的日光を避けられる点も素晴らしい。チケット売場の兄ちゃんグッジョブ!

ちなみに1階席では日の丸の鉢巻を締めた応援団が居たり、くまの両隣は日本人の団体だったり。異国の地によくもまあこんなに集まったなと思うほど、日本人がたくさんいた。

そしていよいよ試合が始まる。

全豪オープン2回戦 錦織圭vsカロビッチである。

試合展開

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序盤: 錦織リード

中盤: 錦織徐々に追いつかれる

終盤: ついに逆転されるも、粘りに粘りフルセットまでもつれ込む

決着: 最後の最後で連続得点し勝利 (3時間超の激闘)

初観戦感想

とてもとても素晴らしい試合でした。期待の何倍も!

私の浅いテニス知識&語彙力では試合運びや両選手の駆け引きは説明できないので初めて生で見た感想を箇条書きで置いときます。

①張り詰める緊張感

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緊張感がすごい。サーブの瞬間、広ーい会場が無音に。テレビ越しでは絶対感じなかったであろう緊迫した空気。たまに観客のケータイが鳴ってすごい顰蹙を買ってた。(お隣の日本人マダムが焦ってたので機内モードを教えてあげた)

②生まれる一体感

3時間を超える熱戦。自然観客全体に連帯感が生まれる。素晴らしいプレーには思わず唸るし、ピンチには声援を送り選手を励ましたり。勿論くまは錦織選手応援してましたが、相手選手の光るプレーには思わず拍手と歓声を送りました。(カロビッチは強烈なサーブをバシバシ決める)

③大接戦の試合展開

今回は試合内容が激熱でした。初めリードからの、徐々に追い詰められ、逆転され、差を空けられた時の絶望感。それでも最後まで喰らい付いて喰らい付いて、最後には再逆転を決めるという。。錦織圭、凄まじい精神力。

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ラストサーブが決まった瞬間。思わず崩れ落ちたのは敗けたカロビッチではなく、錦織選手。テニスは孤独でタフなスポーツだなと感じます。


もしかしたら会場の歓声一つ一つが選手に影響を与えるかもしれない、とまで思ってしまうくらい、テニスは選手と観客の距離が近い。


試合終了後はもう見てるこっちも疲れて切ってて、次の大坂なおみ戦はもはや流し見してました。こちらは対照的に、危なげなくさらーっと勝ってました。

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この後も錦織選手は激闘を制し勝ち上がって行きましたが、残念ながら準々決勝で敗退。

いや、あんな大変な試合が続いたらそらキツイ。すごいわ。


何はともあれ、大満足のテニス観戦となりました。

皆さん!1月にメルボルン行くなら全豪オープンはマストですよ!!!