くまのワーホリ体験記

くまのワーホリ体験記

30手前で脱サラしてちょっとだけワーキングホリデーでオーストラリアに行くブログ。ホリデー要素強めの日記がわりの備忘録。いつか誰かの役に立ちますように。

レンタカーでキキのパン屋さんへ!タスマニア周遊その1【オーストラリアでワーホリ!40日目】

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魔女の宅急便好きに是非オススメしたいタスマニアのパン屋さん

くまです。テニス観戦や街歩きを楽しんだメルボルンを飛び出して、次はタスマニアへ向かいます!

3ヶ月だけのちょこっとワーホリ(というか長期旅行)。じっとしている訳にはいかないのです。

タスマニア州ってどんなとこ

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・オーストラリア最南の州

・全島の約4割が自然保護区であり「世界一空気が綺麗」と言われている

ウォンバットタスマニアデビル等の野生動物の宝庫

何より、全豪オープン観戦を勧めてくれた友人のイチオシがこのタスマニア。友人曰く「世界一空気綺麗やねんで。行くしかないやろ!」

キキのパン屋に行きたい!

タスマニアの見所は沢山あるようなのですが、私が必ず押さえたいのは2つだけ。

一つはセントクレア湖国立公園でクレイドル山に登ること。

もう一つが通称「キキのパン屋さん」に行くこと。

これも友人情報ですが、なんとタスマニアには魔女の宅急便(以下、魔女宅)に出てくるパン屋のモデルがあるらしい。ジブリ作品の中で魔女宅が一番お気に入りのくま。ここには何としても行かねばならない。

初のレンタカー移動

という事で朝イチの便でメルボルンを発ち、朝7時過ぎにはタスマニア、ロンセストン空港に到着。

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色々調べた結果、タスマニアの移動手段はレンタカーがベストらしい。ネット情報では交通量もそれ程多くないらしく、オーストラリアでの運転デビューには丁度良さそう。

今回使ったレンタカー会社はAVIS。オプションでカーナビと事故補償もつけておいた。

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車を受け取り早速出発。

安全運転で目的地のパン屋(Ross Village Bakery)を目指します。

日本と同じ右車線・右ハンドルなので特に混乱は無し。ラウンドアバウトと呼ばれる円形の交差点にはドキドキしましたが、何度か通過して慣れれば、信号要らずの便利なシステムでした。

オーストラリアの運転で最も注意すべき事は制限速度を遵守することらしく、たった5キロの速度超過で切符を切られたという情報も。速度に気をつけ進みます。

そしてパン屋へ

ロンセストン空港から1時間ほどで無事目的地のRoss Village Bakeryに到着。

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入口の雰囲気は…普通のパン屋って感じ。あのキキが頬杖ついてお客さんを待ってる感じは無い。ここで合ってるよな?と内心訝しがりつつ、とりあえず店内へ。

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ケースには様々なパイが。朝から何も食べていないのでお腹ぺこぺこ。ひとまず腹ごしらえします。

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店員さんおすすめのシーフードパイとカスタードスライス、それにコーヒーはフラットホワイトを注文。

全部めちゃめちゃ美味しかった。

カスタードスライスはパリパリのパイ生地の間にカスタードがこれでもか!とばかりに詰まってました。コーヒーとの相性抜群です。もっかい食べたい。。

1人黙々と食事を楽しんでいると店員さんがやってきました。

店員さん: 食事はどう?

くま: めっちゃ美味しいです!

店員さん: それは良かった。今からパイ焼くんだけど厨房覗きにくる?

くま: (なにそれ面白そう!) 行きます!

ここのパン屋ではタイミングが良ければ厨房見学をさせてくれるらしい。他にもお客さんが中を覗いている。

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釜で焼いてる!!

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ん!?

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おお!!?

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ジジやないか!!(あとオソノさんの旦那さんも)

そういや魔女宅のパン屋も釜で焼いてたな!

パイに夢中で忘れてましたが、ここに来た目的は魔女宅聖地巡礼

もっと何かないのかと敷地内を探険します。

そしてついに発見

お店の前は何も無かったので、裏手に回ってみます。

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…!!!

これは!もしかして!!

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あそこキキの部屋や!!

下にトイレもあるし!!間違いないやん!!!

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店構えも内装も魔女宅感は無かったのですが、まさかのお店の裏側が完全に一致。

もちろん写真撮りまくります。

そしてここまできたらトイレにも入ってみます。

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ついでにトイレの水も流してみる。

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!!!!!!

映画の音と!同じ!!

魔女宅のあのパン屋の裏手のトイレ。水を流す時の音が独特なのをご存知ですよね。パン屋の旦那に見つからないように階段を駆け下りてトイレに入るシーンのやつです。あの音と同じ音だったんですよ。(早口)

「でも気のせいかも、落ち着け」と、続いて大の方を流す。

そしてもう一度小を流す。

これは…小(を流す音)が同じだ!!!

(大じゃなかったのか!!)

素直に感動したのですが、自分で書いてて気持ち悪いのでここで止めときます。


ひとしきり写真を撮り終え、なにやら気配を感じて振り返ると、怪訝そうにパン屋の店員が私を眺めていました。

厨房の石窯よりトイレの方がテンション上がってるヤバい奴だと思ったに違いない。

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その後も気が済むまでパン屋の裏手を眺め、しっかり目に焼き付けておきました。

ちっちゃい時から繰り返し観た映画。その光景の中に自分自身が立っているというのは不思議な感動がありました。

来られて良かったな。


あとで知ったのですがこのパン屋さんは宿屋を併設していて、なんとキキの部屋に宿泊出来るそう。(お客さんがいなけりゃ見学させてもらえるとか。)

でもなんとなく「そこまで見なくていいや」と思ったくま。あの部屋は映画のイメージのまま、頭の中に置いときます。

ワイングラスベイを経てロンセストンまで

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その後は地元で有名な景勝地、ワイングラスベイまでドライブし、軽くハイキングしたりなんだりと過ごしました。

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夕方にはロンセストンの街に到着。ロンセストンもとても良い街だったのでまた機会があれば紹介しよう。

レンタカーはここで乗り捨て、明日はバスでタスマニア第二の目的地、クレイドルマウンテンに向かいます。

登山用の行動食と水を買い込んで準備万端。早めに休んで明日に備えます。

 

つづく!