レンタカーでキキのパン屋さんへ!タスマニア周遊その1【オーストラリアでワーホリ!40日目】
魔女の宅急便好きに是非オススメしたいタスマニアのパン屋さん
くまです。テニス観戦や街歩きを楽しんだメルボルンを飛び出して、次はタスマニアへ向かいます!
3ヶ月だけのちょこっとワーホリ(というか長期旅行)。じっとしている訳にはいかないのです。
タスマニア州ってどんなとこ
・オーストラリア最南の州
・全島の約4割が自然保護区であり「世界一空気が綺麗」と言われている
何より、全豪オープン観戦を勧めてくれた友人のイチオシがこのタスマニア。友人曰く「世界一空気綺麗やねんで。行くしかないやろ!」
キキのパン屋に行きたい!
タスマニアの見所は沢山あるようなのですが、私が必ず押さえたいのは2つだけ。
もう一つが通称「キキのパン屋さん」に行くこと。
これも友人情報ですが、なんとタスマニアには魔女の宅急便(以下、魔女宅)に出てくるパン屋のモデルがあるらしい。全ジブリ作品の中で魔女宅が一番お気に入りのくま。ここには何としても行かねばならない。
初のレンタカー移動
という事で朝イチの便でメルボルンを発ち、朝7時過ぎにはタスマニア、ロンセストン空港に到着。
色々調べた結果、タスマニアの移動手段はレンタカーがベストらしい。ネット情報では交通量もそれ程多くないらしく、オーストラリアでの運転デビューには丁度良さそう。
今回使ったレンタカー会社はAVIS。オプションでカーナビと事故補償もつけておいた。
車を受け取り早速出発。
安全運転で目的地のパン屋(Ross Village Bakery)を目指します。
日本と同じ右車線・右ハンドルなので特に混乱は無し。ラウンドアバウトと呼ばれる円形の交差点にはドキドキしましたが、何度か通過して慣れれば、信号要らずの便利なシステムでした。
オーストラリアの運転で最も注意すべき事は制限速度を遵守することらしく、たった5キロの速度超過で切符を切られたという情報も。速度に気をつけ進みます。
そしてパン屋へ
ロンセストン空港から1時間ほどで無事目的地のRoss Village Bakeryに到着。
入口の雰囲気は…普通のパン屋って感じ。あのキキが頬杖ついてお客さんを待ってる感じは無い。ここで合ってるよな?と内心訝しがりつつ、とりあえず店内へ。
ケースには様々なパイが。朝から何も食べていないのでお腹ぺこぺこ。ひとまず腹ごしらえします。
店員さんおすすめのシーフードパイとカスタードスライス、それにコーヒーはフラットホワイトを注文。
全部めちゃめちゃ美味しかった。
カスタードスライスはパリパリのパイ生地の間にカスタードがこれでもか!とばかりに詰まってました。コーヒーとの相性抜群です。もっかい食べたい。。
1人黙々と食事を楽しんでいると店員さんがやってきました。
店員さん: 食事はどう?
くま: めっちゃ美味しいです!
店員さん: それは良かった。今からパイ焼くんだけど厨房覗きにくる?
くま: (なにそれ面白そう!) 行きます!
ここのパン屋ではタイミングが良ければ厨房見学をさせてくれるらしい。他にもお客さんが中を覗いている。
釜で焼いてる!!
ん!?
おお!!?
ジジやないか!!(あとオソノさんの旦那さんも)
そういや魔女宅のパン屋も釜で焼いてたな!
パイに夢中で忘れてましたが、ここに来た目的は魔女宅聖地巡礼。
もっと何かないのかと敷地内を探険します。
そしてついに発見
お店の前は何も無かったので、裏手に回ってみます。
…!!!
これは!もしかして!!!
あそこキキの部屋や!!
下にトイレもあるし!!間違いないやん!!!
店構えも内装も魔女宅感は無かったのですが、まさかのお店の裏側が完全に一致。
もちろん写真撮りまくります。
そしてここまできたらトイレにも入ってみます。
ついでにトイレの水も流してみる。
!!!!!!
映画の音と!同じ!!
魔女宅のあのパン屋の裏手のトイレ。水を流す時の音が独特なのをご存知ですよね。パン屋の旦那に見つからないように階段を駆け下りてトイレに入るシーンのやつです。あの音と同じ音だったんですよ。(早口)
「でも気のせいかも、落ち着け」と、続いて大の方を流す。
そしてもう一度小を流す。
これは…小(を流す音)が同じだ!!!
(大じゃなかったのか!!)
素直に感動したのですが、自分で書いてて気持ち悪いのでここで止めときます。
ひとしきり写真を撮り終え、なにやら気配を感じて振り返ると、怪訝そうにパン屋の店員が私を眺めていました。
厨房の石窯よりトイレの方がテンション上がってるヤバい奴だと思ったに違いない。
その後も気が済むまでパン屋の裏手を眺め、しっかり目に焼き付けておきました。
ちっちゃい時から繰り返し観た映画。その光景の中に自分自身が立っているというのは不思議な感動がありました。
来られて良かったな。
あとで知ったのですがこのパン屋さんは宿屋を併設していて、なんとキキの部屋に宿泊出来るそう。(お客さんがいなけりゃ見学させてもらえるとか。)
でもなんとなく「そこまで見なくていいや」と思ったくま。あの部屋は映画のイメージのまま、頭の中に置いときます。
ワイングラスベイを経てロンセストンまで
その後は地元で有名な景勝地、ワイングラスベイまでドライブし、軽くハイキングしたりなんだりと過ごしました。
夕方にはロンセストンの街に到着。ロンセストンもとても良い街だったのでまた機会があれば紹介しよう。
レンタカーはここで乗り捨て、明日はバスでタスマニア第二の目的地、クレイドルマウンテンに向かいます。
登山用の行動食と水を買い込んで準備万端。早めに休んで明日に備えます。
つづく!
白熱!全豪オープン観戦その2【オーストラリアでワーホリ!39日目】
メルボルンでテニス観戦の面白さを実感した話
くまです。前回やっと手に入れた全豪オープンチケット。今回はいよいよ試合観戦です。
(以下テニス未経験者による初観戦の感想)
会場へ
前日右往左往した事でメルボルンの街歩きにも慣れました。
試合会場へは路面列車で向かいます。この路面電車、全豪オープンの開催期間中はメルボルン市街中心部から試合会場の最寄り駅までは無料(!)運行。(観戦チケットの提示を求められる事もあるそうですが、見た感じ全スルーでした。)
会場の前ではお菓子メーカーがアイスクリームを無料で配ってたり、化粧品メーカーは日焼け止めクリームを配ってたりと各スポンサー力を入れてます。(2往復してアイスを2度もらうアラサー男)
日本人たくさん
朝から沢山の観客が押し寄せており、人混みを縫って会場に入ると試合開始30分前。2階に上がり自分の座席を探します。
え、ここ?意外と見やすいやん!
コート近い!
(普段アリーナコンサートで豆粒サイズのアイドルに必死で目を凝らすオタクにとっては、2階席でも十分近くに感じられる。)
しかも2階席は日陰なので真夏のオーストラリアの殺人的日光を避けられる点も素晴らしい。チケット売場の兄ちゃんグッジョブ!
ちなみに1階席では日の丸の鉢巻を締めた応援団が居たり、くまの両隣は日本人の団体だったり。異国の地によくもまあこんなに集まったなと思うほど、日本人がたくさんいた。
そしていよいよ試合が始まる。
試合展開
序盤: 錦織リード
中盤: 錦織徐々に追いつかれる
終盤: ついに逆転されるも、粘りに粘りフルセットまでもつれ込む
決着: 最後の最後で連続得点し勝利 (3時間超の激闘)
初観戦感想
とてもとても素晴らしい試合でした。期待の何倍も!
私の浅いテニス知識&語彙力では試合運びや両選手の駆け引きは説明できないので初めて生で見た感想を箇条書きで置いときます。
①張り詰める緊張感
緊張感がすごい。サーブの瞬間、広ーい会場が無音に。テレビ越しでは絶対感じなかったであろう緊迫した空気。たまに観客のケータイが鳴ってすごい顰蹙を買ってた。(お隣の日本人マダムが焦ってたので機内モードを教えてあげた)
②生まれる一体感
3時間を超える熱戦。自然観客全体に連帯感が生まれる。素晴らしいプレーには思わず唸るし、ピンチには声援を送り選手を励ましたり。勿論くまは錦織選手応援してましたが、相手選手の光るプレーには思わず拍手と歓声を送りました。(カロビッチは強烈なサーブをバシバシ決める)
③大接戦の試合展開
今回は試合内容が激熱でした。初めリードからの、徐々に追い詰められ、逆転され、差を空けられた時の絶望感。それでも最後まで喰らい付いて喰らい付いて、最後には再逆転を決めるという。。錦織圭、凄まじい精神力。
ラストサーブが決まった瞬間。思わず崩れ落ちたのは敗けたカロビッチではなく、錦織選手。テニスは孤独でタフなスポーツだなと感じます。
もしかしたら会場の歓声一つ一つが選手に影響を与えるかもしれない、とまで思ってしまうくらい、テニスは選手と観客の距離が近い。
試合終了後はもう見てるこっちも疲れて切ってて、次の大坂なおみ戦はもはや流し見してました。こちらは対照的に、危なげなくさらーっと勝ってました。
この後も錦織選手は激闘を制し勝ち上がって行きましたが、残念ながら準々決勝で敗退。
いや、あんな大変な試合が続いたらそらキツイ。すごいわ。
何はともあれ、大満足のテニス観戦となりました。
皆さん!1月にメルボルン行くなら全豪オープンはマストですよ!!!
チケットは現地購入で!全豪オープン観戦その1【オーストラリアでワーホリ!37日目→38日目】
メルボルンで錦織圭&大坂なおみを見たい
くまです。盛りだくさんのケアンズ周遊を終え、友と別れて再びひとり旅。次はオーストラリア第二の都市、メルボルンにやって来ました。
メルボルンは歴史ある街並みとオフィス街が混在・公園や樹木が多い・街行く人が多国籍!てな感じで歩いていてとても楽しい街でした。
これも色々とお伝えしたいのですが、今回は全豪オープンテニスについて。
なぜ急にテニス観戦
テニス知識・経験共にゼロのくま。きっかけはオーストラリアに長期出張経験のあるスポーツ好きな友人とのやりとり。
くま: 次メルボルン行くんやけどおすすめある?
友人: 全豪オープン!!
くま: え、なにそれ?
友人: テニスやん!世界大会!
くま: そんな興味無いねんけど…他は?
友人: いや、その時期メルボルン行くなら見なあかんて!!
くま: えー…そこまで言うなら行ってみよか…
でも他に何かない?(しつこい
という流れで友人イチオシの全豪オープン観戦を計画する事に。
(ちなみに他のおすすめは「断然タスマニア島!」との事だったので、こちらも行く計画を立てました。友人の言う事に間違いはないのだ。)
そもそも全豪オープンとは!
・世界4大トーナメント(グランドスラム)の一つ
・メルボルンにてシーズン最初の大会が開催される
・開催期間中世界中のテニスファン約68万人(!)がメルボルンを訪れる
・どの選手がどのコートで試合するかは前日まで分からない
・チケットには3種あり、それぞれ観戦できるコートが異なる
ん?ちょっと待て。
・どの選手がどのコートで試合するかは試合前日まで分からない
え、じゃあみんなどのタイミングでチケット買うの?事前に買われへんやん。と焦るくま。
Googleに聞いた結果、皆さんあらかじめ目ぼしいコートのチケットを買っておくか、前日試合の詳細が発表されてから買うかのどちらかとの事。テニス知識ゼロ、且つミーハーな私は錦織圭or大坂なおみの試合にしか興味が無い。この2人が出るコートのチケットを手に入れねば意味がないのだ。
という事で試合前日の詳細発表後にチケットを購入する事を決意した。
チケットの種類
チケットは3種。
- ロッドレーバーアリーナ指定席券
- マーガレットコートアリーナ指定席券
- グランドコート入場券
アリーナコートで行われる試合は全て指定席。目当ての試合がアリーナコートで行われるならばこちらのチケットを買うしかない。一方グランドコート入場券を買えばその日一日、アリーナコート以外の約20面の野外コート全てに入る事ができる。
チケット買いに行ってきた
メルボルン到着の次の日、散策も兼ねて全豪オープン会場までチケットを買いに行って来ました。
この日も会場では試合が行われている為、街全体が全豪オープン一色。ちなみにAOはAustralian Open(全豪オープン)の略。
昼前に会場入口付近のチケットブースに着いたものの、いまだ翌日の会場発表がされておらず…このままではどのコートで日本人選手が試合するかはわからぬまま。しばらく時間つぶしの為に周辺を散策。
~1時間後~
まだ発表なし。
~2時間後~
まだ発表なし。
~3時間後~
まだ発表なし。
…こりゃもう待てん!!どうせグランドチケット(アリーナ以外全部入れるやつ)買っときゃ大丈夫だろ!
Google先生も2回戦までは有名選手もグランドコートでやる事が多いって書いてた!明日まだ2回戦やし!
と自分を納得させてグランドチケットを購入した。
まさかのマーガレットコート
チケットも手に入れ一安心。近くに有名な州立図書館があるとの事で散策。
これが無料で開放されてるなんてとても羨ましい。。
図書館内の常設展示を見学したり、実際に階下に降りて学生に混じって座ってみたり…大いに図書館を楽しんだ。
時刻はもう午後4時過ぎ。
さすがに翌日の全豪オープンの試合詳細が発表されているだろう、と思いケータイをチェックする。
どれどれ…
9:00〜 錦織圭vs. I.カロビッチ (会場:マーガレットコート)
11:00〜 大坂なおみvs. T.ジダンセク (会場:マーガレットコート)
どっちもマーガレットコートやないかーい!!!さっき買ったチケット使われへんやないかーい!!!
ダッシュでチケットブースへ向かった。
無事?買えた
息も絶え絶え、再び試合会場入口のチケットブースに到着。ブースには長蛇の列。そしてこれまで見かけなかった日本人の姿もちらほら。彼等も狙いは同じハズ。
上述の通りマーガレットコートは全席指定席。ああ、これで売り切れやったらどないしよ…とこれまで全くテニスに興味が無かったのに心配になる。
ひたすらヤキモキしてると順番がきた。
スタッフ:Hi!なにをお求め?
くま: 明日のマーガレットコート!大人一枚!できれば良い席で!
スタッフ: マーガレットコートね!ああ、錦織戦見たいのか、ちょっと待ってね…
くま: (頼むぞ兄ちゃん!!)
スタッフ: …あちゃー良い席売り切れだわ。
くま: Oh...ど、どうすればいいの……
スタッフ: 2階席になっても良ければ、まだマシな所探してあげるよ。
くま: (ええい背に腹はかえられん…!)よろしく!!
スタッフ: OK、大人一枚手配完了ー!
と言う事でなんとか2階席チケットを手にする事が出来たのでした。。
1日がかりでチケット手配に右往左往でしたが、何はともあれこれで明日の試合が見れる。(しかも錦織圭も大坂なおみもどっちも!)
はじめ全豪オープンを友人に勧められた時はシブい反応だったくまですが、元来のミーハーさに加え「観れないかも!」となった時の執着心の高まりが大いに影響。
『何としてでも試合が見たい!!!』と観戦が俄然楽しみになっていました。
初めてのテニス観戦、感想は次に続きます。
人生初のバンジージャンプ !ケアンズ周遊その3【オーストラリアでワーホリ!36日目】
まさかこんな日が来るとは
どもくまです。
早速ですが皆さんはバンジージャンプ経験ありますか?私はありませんでした。
というか一生縁の無いものだと思ってました。。
ということで、ケアンズ周遊3日目はバンジージャンプにトライして来た報告です。ちなみにケアンズではAJハケットという会社がバンジーやってます。
そもそもなんでこんな事に…
私はジェットコースター好きですし、高い所も割と平気な方ですがバンジージャンプとか自らそんな恐ろしい事をするつもりは無かったんです。
友人が…やりたかったらしいんです。
(数週間前LINE通話にて)
友人:ケアンズ旅行3日目どうします?
くま:うーん。初日キュランダ行って、2日目ダイビングしたら結構堪能してる気がするしなー、ショッピングとかにする?それか市内に無料のプールあるらしいけど…
友人:じゃあバンジーしましょう!!
くま:(…急にどうした…?)
友人:バスで送迎してくれるらしいんですよ!
くま:(やる気満々で調べてきてるやん)
友人:え、怖いんですか?
くま:怖いけど(素直)
友人:じゃあ辞めます?
くま:いや、やる。(強がり)
きっと誰かに強く誘われない限りバンジーなんてやらないし、どうせならやってみるかと決心したのです。
そして当日
今回もホテルまで送迎バスが来てくれるので早速乗り込みます。セントラルユースホステルほんと便利だ。安いし。
おなじ宿から他にも2組がバンジーの送迎バスに乗り込みました。彼らが今日の戦友となります。もう道中から私はそわそわしっぱなし。というかバンジーする事が決まってからの数日間、ずっと頭の片隅に恐怖が。。想像するだけで恐ろしい。
そしてバンジー台へ
バンジー会場は山の中腹。到着するとすぐにチェックインを済ませて説明を聞きます。ジャンプの方法もいろいろあるらしく、後ろ向きに跳ぶものや、走って飛び込むもの、中には自転車に乗ったまま落ちてくの(一体何の為に…)とかも。…いや全部怖いわ。
チェックインの結果、我々がトップバッターに相成りましたので、さっそくバンジー台に登っていきます。
もはや登るのが怖い…バンジー台の階段も木の板を打ち付けてあるだけでよく見たら隙間から下見えてるし…。この板一枚抜けたら落ちますやん。
とは言えここまで来て後にも引けないので上だけを見て頂上まで登る。
新人スタッフ研修…
辿り着いたバンジー台の頂上にはめっちゃハイテンションなスタッフさんが数人。
スタッフ:ハーイ!調子はどうだい!?
くま:悪くないよ。良くもないけどね。。
スタッフ:ハッハー!緊張してるのかい??
くま:緊張してる。。
スタッフ:ハハッ!好きな音楽かけてやるからテンション上げろよ!
くま:(え、急に?)
という事でここではバンジージャンプの時に好きな曲をリクエストすると流してくれるというサービスがありました。(正直それどころじゃないわ)
やたらハイテンションなお兄さんになだめられ、安全装備的なベストを着込み、その後は足を拘束。
なんだか2人がかりでやけに丁寧に準備してるなあ、と思ったら、新人スタッフの研修中でした。私を例にして、ベテランスタッフが研修生に準備方法をレクチャーしてます。説明しながら俺の準備してるけど、ちゃんとやってくれよ!頼むよ!!と更に恐怖が募ります。
友人はくまの後に跳ぶのでとなりのジャンプ台に待機。この跳ぶまでの準備&待機時間がとても憂鬱でした。。
準備が整うと足を括られた状態で飛び込み台の先端までズリズリと移動(これもめちゃめちゃ怖かった)。
そしていよいよ後は跳ぶだけ。。
スタッフ:いいか、5. 4. 3. 2. 1 、で一気に跳べよ!
くま:うん…わかった!
スタッフ:5.4.3.2.1!!
くま:(え、カウント早っ!跳ばなっ!)うわあああああぁぉぁあ!!
(腰が引け、膝から崩れ落ちるようにタワーから跳ぶ私)
という事でなんとか跳べました。(スタッフに上手いことタイミング狂わされたのが良かったのかも。さすが手慣れてはる。)
跳んでしまえば後はほんの一瞬の事で。怖いと思う間も無く落下して行きます。
一回下でバウンドして「あっ、ちぎれへんかったわ」と安心してからは、落ち着いて景色を見る余裕も出ました。何度かバインバインなるの楽しかったです。
バンジーの、コツ…?
事前に調べてた所によると、一回目のジャンプのタイミングを逃したら、次からどんどん怖くなるそうなので、初めのカウントで跳ぶのが一番良いらしい。
実際くま達の後に跳んだお姉さんは1度目に跳べず、怖さのスパイラルに飲み込まれてました。。。あとは下を極力見ない事と書いてありました笑
バンジー台での出会い
その後友人も無事バンジーを終え(あっさり)、せっかくなのでバンジー台の上から写真を撮ろうともう一度階段を上がります。
頂上では次に跳ぶ列が。見るとあの研修してた新人スタッフはもう独り立ちしてました。
中でも特に若い男女(中学生くらい?)がとても楽しそうに順番待ちしており、私たちに話しかけてきました。
男の子:やあ!君たち跳んできたの?どうだった?怖かった??
くま:そうでもないよ(嘘)楽しかったよ(本当)
女の子:私も早く跳びたいわ
くま:怖くないの?
女の子:ぜんぜん!楽しみよ!
くま:すごいなあ。
女の子:クリスマスプレゼントなのよこれ!本当はパパとママに「スカイダイビングをしたい!」って言ってたんだけどね。
くま:(すげえなこの子たち。。)
彼ら兄妹はクリスマスプレゼントにスカイダイビングを希望し、そしてご両親は「まずはバンジーからにしなさい」と今日のバンジーをプレゼントしてくれたとの事。なんて楽しそうな家族なんだ。下を見ると確かにご両親が手を振っている。
順番が来ると女の子はすんなりとジャンプし、男の子は雄叫びを上げながら落ちて行きました笑
きっといつかスカイダイビングもするんだろうな彼らは。
ミンジンスイングなるものにも挑戦
彼らのジャンプを見送った後はいそいそとバンジー台の階段を降り、隣のタワーに向かいます。ここではミンジンスイング(2、3人がまとめて括られてバンジー台の高さまで持ち上げられて人間ブランコさせられる)が出来ます。これめっちゃ楽しかったです。バンジーが落ちる感覚だとすればこれは飛んでる感覚。おすすめ。
バンジー写真買えます
ちなみにバンジーもミンジンスイングも、手持ちカメラ(GO Pro)を手に装着して跳ぶので、後からその映像を買うことが出来ます。(しかもスタッフが上手いこと編集してくれるのでドキュメンタリーみたいな完成度高いデータをくれます。)
余裕のある人はカメラワークを意識して跳んで下さい。僕らの後に飛んでたお兄さんはバンジー大好きらしく、めちゃめちゃポーズ決めて跳んでました(私にはその余裕は無かった)。
という事で人生初バンジーは無事に終了。なんだかんだ楽しかったけどドッと疲れたわ。
グレートバリアリーフでダイビング!ケアンズ周遊その2【オーストラリアでワーホリ!35日目】
クイックシルバーツアーでダイビングして来た
くまです。オーストラリアと言えばグレートバリアリーフ!海!ダイビング!という事で友人とのケアンズ周遊2日目はダイビング。今回はクイックシルバーが催行しているアウターリーフ(外洋)ツアーに参加。ケアンズでは数多くのツアー会社がダイビングツアーを催行してますが、クイックシルバーはその中でも最も遠方(日帰り範囲で)の海まで連れて行ってくれるとの事でダイバー達からも人気らしい。期待大です。
※残念ながら諸事情により海中写真はありません。。。
早速ダイビングスポットへ
朝は宿の前までバスが迎えに来てくれるので楽々。船着場があるポートダグラスまで1時間半ほどバスに揺られます。
受付を済ませ高速船へ
船着場に降り立てばすぐにチェックインを済ませて船に。この船デカイ!そして綺麗!さらに何と日本人のスタッフの方が乗って居ました!!助かる!
出航
船の席は全て埋まっており様々な国籍の人が乗っています。ただ日本人はどうやら我々のみのよう。
出航して直ぐにお茶やらお菓子やらのサービスがあり、それらをつまみつつ、配布された書類に目を通します。安全についての同意書や注意点、ダイビングの手順等を確認してサイン…
普段見慣れないダイビング用語に四苦八苦していると先ほどの日本人スタッフの方が助けてくれました。ありがたい。。
書類の記入が終わると日本語のダイビングのやり方(ハンドサインや緊急時の対応)紹介ムービーをiPadで視聴して自習です。
そしていよいよ
そうこうしてると船は第1ポイントに到着。今回は4人1組でパーティが組まれており、私と友人はフランス人カップルと同じ組でした。甲板に出てボンベを装着、先程予習したダイビングの流れを引率スタッフのジェイクから再度説明されます。くまは今まで1度しかダイビング経験がない為、必死に聞き入ります。。緊張する…大丈夫やろうか…。
一方最近ダイビング教室に通い始めたという友人はウキウキで、得意げにハンドサインを私に教えてくれます。(でもお前まだ潜った事ないって言ってたやんけ…)
装備確認を終えて準備万端。船上から順番に海へ入っていきます。海に潜るとまず、引率のジェイクの指導のもと、水中でのレギュレーター(酸素を吸う為に口に咥えてるやつ)交換やハンドサインの復習を行います。海の中で一旦口から酸素ボンベ外して、別のやつ咥えなおすとか…ほんま怖すぎてパニック…でしたがそうも言ってられないので頑張りました。基本動作の確認が問題無く終了し、いよいよ海中を進んでいきます。
最高でした
見渡す限り広がる珊瑚礁、すぐ隣を泳ぎ抜けていく魚群、赤やら青やら色とりどり。これでもかと言うほど沢山の魚とサンゴを見る事ができました。
唯一の失敗は、持参した水中カメラの電池が一瞬で切れてしまった事。「前日充電せんかったからや!」と友人に怒られましたが「まあ写真じゃ伝わりきらんて」と馬耳東風。海の中の景色は心に焼き付けてきました。
1本目のダイビングの後はポイントを移動。次のポイントでは僕らはシュノーケリングをしました。ダイビングほど深く潜れないけど、それでも充分楽しめます。それにボンベを背負わなくて良いので身軽で気楽。
その後お昼はバイキング。泳ぎ疲れてお腹減ってるのでとても美味しく感じます。
またまたポイント移動して2度目のダイブを堪能。1度目の時よりも自由に泳がせてもらえた事もあり、海中散歩を大いに楽しみました。
港に向かう帰り道は船の2階へ。とてもいい天気だったので体を焼いてる人が沢山。イタリアからバカンスに来た御夫婦と仲良くなったり、楽しい帰路でした。「ダイビングだけやって終わり!」では無くて、船旅も存分に楽しめた今回のツアー。
港に着けば再びバスで宿まで一直線。くまも友人も道中爆睡。思い切り楽しんだ一日でした。
一つ注意点をあげるなら…
もしダイビング初体験の人がツアー予約する時は、必ず日本人スタッフが居ることを確認した方がいいと思います。くまは2度目のダイビング、友人は未経験ですがスクールに通っていた為、ダイビングの大まかな流れを理解していました。それでも英語での指示に従って行動するのは中々あたふたしましたし、日本人スタッフの方に何度もフォローしてもらいました。ありがたや。ありがたや。おかげでトラブル無く楽しめました。
またどこかでダイビングしたいな。
高原列車でキュランダへ!ケアンズ周遊その1【オーストラリアでワーホリ!34日目】
ツアー使わず、自力手配でキュランダを満喫する
くまです。
1ヶ月のWWOOFを終え、観光モードとなっております。
ブリスベンを飛びだして次の目的地はケアンズ。グレートバリアリーフや熱帯林など見所満載とのこと。
今回は日本から友人が遊びに来てくれることとなり(!)一緒にケアンズ周辺の観光に行ってきました。
という事でくまはブリスベンからケアンズ国際空港へ、友人は成田経由でケアンズ国際空港へ、という空港集合でのスタートです。
空港で夜を明かす…
ジェットスターでブリスベンを夜出発し、夜中12時にケアンズ国際空港に到着。友人は朝4時(!)に到着予定なので、それまで空港で時間をつぶすことに。
他の方のブログの通り、夜中1時位までは空港内のロビーに居させてくれたのですが、その後は朝3時まで空港がクローズ。
外のカフェスペースのベンチを使っていいとの事だったのでそこでうつらうつら時間を潰しました。
ちなみに空港の無料Wi-Fiは夜中も稼働してました。
友と合流し宿へ
そして朝4時過ぎ!無事日本から来た友人と合流し、シャトルバスでホテルまで向かいます。久しぶりの日本語の会話が楽しい。
空港シャトルバスはホテルの真ん前まで送迎してくれて片道15ドル。往復で20ドルだったので迷わず往復を予約しました。(帰りの時間を伝えると最終日に宿まで迎えに来てくれます)予約は到着ゲート出てすぐのカウンター(Sunpalm)で出来ます。
初ユースホステル~ケアンズセントラルYHA~
宿は3泊ともケアンズセントラルYHA(ユースホステル)を手配。ツインで1泊あたり3000円を切り、なおかつ朝食のパンケーキ付き!シャワートイレ共同ですが、広い共用キッチンが着いてたりプールがあったりと楽しい宿でした。おすすめ。窓口のスタッフの方も優しかったよ。
キュランダ観光列車の切符をゲット
ケアンズセントラル駅の隣にある観光列車のホーム。朝8時の窓口オープンと同時に当日券をゲットする目論見です。狙うはゴールドクラス。窓口に着くと数人の購入待ち列が。。ですが特に問題なく購入する事が出来ました。窓口には日本人のスタッフさんも。農場に居た時は日本人には1人も出会わなかったのでびっくり。大都市は違うなあ。。
今回はキュランダ村まで行きは観光列車、帰りはスカイレール&バスの予定。
スカイレールのチケットも観光列車の窓口で購入できるハズでしたが、連日の雨の影響でスカイレールは運行中止になる可能性がある為、キュランダ村に着いてからスカイレールの窓口で確認した上で購入した方が良いとの事でした。
何はともあれ、これでキュランダまでは行ける!
世界の車窓から
9:30発の観光列車に乗り込みます。
内装は勿論ですが、やはり外の景色がめちゃ綺麗。カーブに差し掛かる度、乗客が写真を撮りまくります。世界の車窓からのオープニングに使われたのがここキュランダの景色。いい感じ。
途中バロン滝に立ち寄ったり
ドリンクとフードのサービスがあったり(さすがゴールドクラス!アルコール飲み放題!)
楽しんでいるとあっという間にキュランダに到着。取り急ぎスカイレールの窓口に行って帰りの切符とバスを手配しました。(無事運行してました)
アーミーダックに乗ってきた
キュランダの熱帯林を軍用水陸両用車で散策するアーミーダックツアー。面白そうだったので乗ってみました。これも予約は現地のチケットカウンターで手配。「5分後に出るやつあるから!行って行って!」との事で飛び乗るように出発しました。
熱帯林の動植物を明るく紹介してくれるガイド兼ドライバーのお姉さん。
途中エンジントラブルでアーミーダックが停車。しかも河の真ん中で笑
別の車輌が応援にきて、後ろから体当りしながら押し出してくれました。救出方法がワイルドすぎて笑う。
その後もエンジン音が弱く、なんと今度は河の中で別の車輌に乗り換えるという離れ業を乗客みんなで成し遂げました。
もう植物がどうとかよりトラブルが面白すぎてそれどころじゃなかった笑
キュランダを色々めぐる!アイスクリームは是非。
その後コアラを抱っこしたり、アイスクリームを食べたり、コーヒーショップに行ったり。マーケットも色々散策して楽しかったなー。
中でもアイスクリームは本当におススメ。アイスなんてどこで食べても同じだと舐めてましたが、そんな事ありませんでした。めっちゃ種類あるんやけどどれも香りがしっかりしてて手作り感のある美味しさでした。ほんで店主のおっちゃんがまた陽気でやさしい。ほんとにおすすめです。
写真のはラムレーズンとチョコミント。
前に並んでた女の子:チョコミントて緑やないん?
アイス屋のおっちゃん:これは手作りチョコミントで着色料使ってへんから、これがほんまの色なんやで。
だそうです。ミントの味クッキリで美味しかった。ラムレーズンはラム酒強めでこれも良かった。
お昼ごはんはホットドック食べました。
![f:id:bigboykuma:20190115215309j:image f:id:bigboykuma:20190115215309j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/bigboykuma/20190115/20190115215309.jpg)
カフェでキュランダコーヒー
コーヒーショップもオシャレでした。店員さんが日本人の男性でとても気さくな方でした。くまはオーストラリアに来て初のフラットホワイトを注文。飲みやすーいカフェオレって感じだったので美味しかった。でも多かった笑 友人はコーヒー好きな会社の先輩の為に豆を買ってました。
![f:id:bigboykuma:20190115215417j:image f:id:bigboykuma:20190115215417j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/bigboykuma/20190115/20190115215417.jpg)
帰りはスカイレールで絶景を楽しむ!
スカイレール、乗って正解でした。鬱蒼と茂る熱帯林の上を飛び抜けていくのは爽快。多少のスリルも感じつつ、途中の駅ではバロン滝を間近で見られるポイントもありました。連日の雨のおかげで水量増大してるらしい。迫力満点!
スカイレール下車後はバスで宿の前まで。予約していたバスの時間よりも早かったのですが、特に突っ込まれること無くしれっと乗り込めました。
初日の夜はステーキハウスへ!~Hog’s Steakhouse~
晩ごはんはステーキ!ユースホステルから徒歩3分程です。ほんとユースホステル便利な場所にあります。
いやー美味しかった。店員さんも明るくて丁寧。現地の人が誕生日のお祝いなんかもやってました。(しかも3組も!)
ここも是非是非おすすめです。
そんなこんなで1日目終了。すべて当日予約でキュランダを遊び尽くす、というのがチャレンジングでしたが、ぜんぶ上手くいって良かった良かった。楽しかったー!
2日目に続きます。
WWOOF終了!再び旅立つ日【オーストラリアでワーホリ!33日目】
1ヶ月海外で農場暮らししてみた振り返り
どもくまです!今日がWWOOF受け入れてくれた農場から旅立つ日。
思えば1ヶ月、あっという間に過ぎてった。野菜や果物の収穫・仕入れ、路上販売、ボスとのケンカ、WWOOFerとの出会いとお別れ、クリスマスラッシュ、新年、暇で暇で仕方なかった時期、種まきや土造り…1ヶ月にギュギュと色んな事を経験させてもらえたと思います。
今はDalbyをバスで出発し、ブリスベンにてこれを書いてます。パンケーキ食べながら。
今回はWWOOF体験の振り返りを。
1ヶ月だけ農場暮らししてできるようになったこと
笑顔で挨拶を返せるようになった
ほんとみんな挨拶してくれるから、こちらも返したいのに言葉に詰まってあたふた…という事が減ってきました。挨拶バチっとできるとその後もスムーズに要件に入れる。
オーストラリアドルの計算
初めの頃はセントの暗算でワタワタしてたけど、さすがに毎日路上販売続けると素早く対応できるように。おかげで自分が買い物する時に落ち着いて清算できるようになった。コインの見分けとか初めちんぷんかんぷんやったもん。
ハエと蚊と蜂の羽音聞き分け
なんて無駄な能力。
スイカとメロン好きになった
毎日食後に食べる内に好きに。無かったら落ち着かないくらい。
果物を素早くカットできるようになった
マンゴーとか瞬殺。
農業の大まかな流れを知れた
土作り種まき水やり草取り収穫トリミングパッキング販売という一連の流れを経験できた。
英語聞くことに慣れた
出発前は「まあ7割くらい聞き取れるっしょ」と思ってたのが、数日で
「訂正。5割も分かってない」になり、
「あかん。3割くらいしか分かってない俺。」という絶望期も乗り越えた今。
英語力は上がってないと思うけど、英語を聞く姿勢は身についてきたような気がしないでもない。分かんないけどね。音が聞き取れなくて分かんなくても動じなくなったし、理解できるまで聞き出そうと粘る気力が付いてきたのが成長か。
海外でも生きていけることが分かった
「いや、働いてないやん。」とか「家探しとかしてないやん。」とか「お金稼いでないやん。」とか色々思う所はあるけれど、自分の力で暮らす場所を見つけて、そこで役割を果たして毎日ご飯食べて生きることができた。
なんとかなるやろうとは思ってたけど、実際できた。何はともあれ(1ヶ月だけだけど)知らない国で生きていけると実感できたのが収穫。
こんなもんかな。
有機農業を初めから終わりまで知れたのはとても勉強になりました。家庭のクリスマスも経験できて嬉しかった。
旅行、じゃなくて現地で生活する。それも現地の人の暮らしぶりで。これができたのはWWOOFのおかげ。
とてもいい経験だった。
ボスはお別れの時に「いつでも友だち連れて訪ねて来いよ」と言ってくれた。「お前のかぼちゃ見に来い」ってさ。嬉しい限り。
次はHelp Xとかカウチサーフィンとかしてみたいな。
さてこっからは暫く旅行モード。
まずはケアンズに行ってきます!