元旦は種まきでスタート【オーストラリアでワーホリ!23日目→32日目】
クリスマス後の暇さが半端ない話
どもくまです!新年明けましておめでとうございます。(遅い)
クリスマス後はほんっとーーーに暇で暇で(路上販売が)もう毎日がルーティン化されて矢のように過ぎてゆきました。ざっくりまとめておきます。
あっけない年越し
クリスマスの盛大さと比べて年越しのなんと平穏な事か。日本だと老いも若きも年越しで盛り上がり、なんなら新年開けて早々深夜から初詣に繰り出そうというものですが、こちらは至って落ち着いたものでした。もちろん都会ではカウントダウンの花火が上がったり友人で集まってパーティーとか開くらしいのですが田舎町の農場ではそんな事もなく、静寂の中、粛々と夜が明けていったのでした。
そして元旦
新年はHappy new year の挨拶と共にスタートし、「今日はかぼちゃの種を蒔くぞ!」とのボスからの指令のもと種まきしました。鍬で地面を掘ってタネ置いて土被せて踏み固めるという繰り返し。リズムに乗ってくるとどんどん進むので割と楽しかった。
その後の日々〜アクアマンやら山歩きやら〜
年始の数日はにんにくやエシャロットを植えたり、かぼちゃの種まき再びしたり、肥料をまいたりと過ぎて行きました。もちろん収穫した野菜や果物を路上販売もしてます。
ただクリスマス以降、路上販売の売行きは芳しくなく。。というかお客さんがそもそも全く来ない。2時間待って1組しか来ないとか。なかなかの冷え込み具合。数日後にはボスも「くま、午後の路上販売はお前休んでていいよ」とお暇を出されたりしました。
その他オフの日には映画見に行ったり。
「アクアマン」!面白かったなあ。めちゃめちゃおすすめ!海中シーンは綺麗、バトルはド派手でカッコいい。ほんでアクアマン(ジェイソンモモア)の厳つさ&ユーモラスな演技のギャップ!細かいセリフ分かんないけど、アクションシーン多いから大体理解できたはず。
バンニャマウンテンという国立公園に連れてってもらって、ブッシュウォーク(散策)したり。
森は気持ちええし、野生のワラビーいっぱい居てで楽しかった。
あっという間に1カ月
そしてそんなこんなでなんとWWOOFによる農場暮らしも早1カ月。いよいよここを旅立つ時が来たのでした。
オーストラリアで迎える誕生日【オーストラリアでワーホリ!20日目→22日目】
すべての山に登れ、という言葉に出会う誕生日
くまです!誕生日を迎えました!
誕生日はオフを貰ったので散髪に。
海外で床屋行くのとか初めてだし緊張しましたが、美容師さんがやさしかったのでカタコトの英語でなんとかなりました。
初めてのサングラス購入
散髪のあとはせっかく街に出てきたので買い物に。ビタミン剤をスーパーで買って、それからどうしても買いたいものがもう一つ。。
それがサングラス!日本では全く使った事が無かったんだけどオーストラリアの日差しのヤバさにやっと気づいてきた私。
サングラス屋さんに駆け込みました。
悩むこと30分…
サングラス屋さんのおば様はとても気さくで、「生まれて初めてサングラス買うんだけど…」って言うとめちゃくちゃ親身になって相談に乗ってくれた。店の外まで出て試着させてくれたり、色々なデザインの物を親身になって提案してくれてた。それでも迷い続け、最終的にはお店のおば様も「もう何個か持って行って良いから一人で外で試着してきな」という始末。散々悩んで納得いく物を買う事が出来ました。
やはりサングラスがあると強烈な日差しの中でもはっきりと物が見えるし瞳へのダメージが少なくて感動。
これからガンガン使います。ありがとうおば様。。(保護ケースもええやつオマケしてくれたし。)
プレゼントをもらってウルっとする
街から帰って晩ごはんの時間。なんとボスと奥さんから誕生日プレゼントが。もうアラサーの外国から来た居候にわざわざ誕生日プレゼントをくれるなんて、なんて優しいのか。。とてもうれしくてじんとしました。
ちなみにプレゼントはビールホルダー(なんだそれ)とハンドタオル(Dalbyと刺繍入り)それからいつかエアーズロックに行った時の為に、って冷感タオルをくれた。実用的だ。
サウンドオブミュージックを観る
食事を終えてリビングで何とは無しにテレビを見ていると、ロードショーをやっていた。サウンドオブミュージックの。あらすじは知ってるけどちゃんと見た事は無かった。面白かった。歌も分かりやすい英語だから理解しやすいし。
映画の後半、修道院長的なマダムが歌うのが「Climb Ev’ry Mountain」(すべての山に登れ)だった。『人生のすべてをかけられるような夢に出会うまで、色々な事を一つずつぜんぶ経験していきなさい』(超独断意訳)というような歌詞。
「ああこれだ。今自分がやってる事は」と思った。退職を決意した時から、ワーホリに行こうか迷った時やその後色々あり今に至るまで、ここ暫く自分の中にあった思いと大きく重なる歌詞。誕生日にこの歌を知れてよかったな、と思えた1日の終わりでした。
クリスマスパーティに潜入【オーストラリアでワーホリ!16日目→19日目】
親戚一同大集合で試されるコミュ力
くまです!久しぶりにまたまとまった時間が取れたので一気にブログ更新しちゃいます。
今回はWWOOF受入先家族にクリスマスパーティーに連れてってもらいました。
いやあすごかった本場のクリスマス…!
クリスマス直前は多忙を極める
野菜やフルーツの路上販売をしていて感じるのは、大人も子どももクリスマスをめちゃくちゃ楽しみにしている事。そして皆さんクリスマスの準備に余念が無い。
[クリスマス直前の路上販売にて]
くま:おはよう!野菜も果物も色々あるよー?何がお好み?
ご婦人:クリスマスで子ども達帰って来るからマンゴー頂戴。10キロのやつ2箱。
くま:!(まいどありー!)
とか、
くま:ハロー調子はどう?
いかついおじ様:まあまあだよ。スイカある?
くま:こっちにあるよー。
おじ様:おお、じゃあデカいの8個くらい運んでくれ!
くま:え、8個も?デカいのでいいの?
おじ様:ああデッカいやつ頼む。クリスマス用だよ。
くま:!!(まいどありー!)
とかとか。クリスマスラッシュ(クリスマスに向けて消費が爆発的に加速すること)って言う言葉がニュースで飛び交っていた。
他の農場から仕入れた2トンのマンゴー・同じく2トンのスイカ・150個のメロンがクリスマス前一週間で完売(all gone)したのは凄まじかった。「飛ぶように売れる」とはこういう事かと実感したし、これだけ派手に売れると楽しかった。
高まるクリスマスムード
道歩いててもちっちゃい子どもからかなりお年を召した方まで『❇︎Merry Christmas ❇︎』とか書いてある派手めなTシャツを着ていたり、サンタデザインの服を着て歩いていたりするのがとても微笑ましくていい雰囲気。
真夏の陽気なのでくまはクリスマス感をあまり感じて無かったんだけど、街行く人やお客さんからクリスマスムードの高まりをひしひしと感じた。あと散歩中の犬がキラキラのモールを身体に巻きつけられて歩いてるのも結構見かけてかわいかった。
クリスマスパーティーへの招待
ボスの奥さん:くま、もうすぐクリスマスだけど、私たちのパーティーに来る?もしあなたが来たかったらだけど…
くま:え、もちろん!でも行っていいの?
奥さん:当たり前じゃない!もうあなたは家族みたいなものなのよ。
くま:(え、照れる)
というお誘いを頂き行って参りました。
パーティーは農場があるDalbyから1時間ちょいのToowoomba(発音大変)に住む長女の家にお招きされてるらしい。楽しみ。
そしてクリスマス当日
朝一でボス、奥さんと共に車に乗り込み出発!道中はクリスマスソングのアルバムをガンガン流しながら走る。オーストラリアのクリスマスソングは「雪降らない」とか「カンガルーもはしゃいでる」とか「真夏の太陽」とか南半球ネタが多くて聞いてて楽しかった。ほんといい天気で相変わらずめっちゃ暑いし、自分のクリスマス観とのズレが新鮮。
途中奥さんのお母様をピックアップしていよいよパーティー会場となる長女の家に到着した。
え、総勢30名超?…親戚だけで?
到着して家に通される。デカい。家の中は色々な飾り付けがされていて、クリスマスソングが流れてる。ガレージに歩いて行くと、そこがパーティー会場になっていた。デカい。そしてすでに人がワラワラ集まって飲み始めてる…!
これがクリスマスパーティーかあ、なんてぼけっと立ってると奥さんとボスが色々な人に紹介してくれた。みんなにこやかに迎え入れてくれる。…ただ、人が多い…。
くま:くまです。よろしく。
親戚1:僕はポール、こっちは妻のエリザ。
親戚2:やあくま、俺はジャック、こっちは彼女のケイト。
親戚3:エマよ。私はロイスの従姉妹なの。
親戚4:わしはジョージ……
(以下無限に続く)
名前覚えることはすぐに諦めました。とりあえず笑顔で名乗り続けるので精一杯。ボスの奥さん曰く、今日は親戚30名以上が来るらしい。どんだけだよ。。
パーティーは和やかで楽しい
乾杯の音頭とかキリストへのお祈りとかを経て、立食パーティーが始まる。各々の家庭で作ってきた肉料理やケーキ、クッキー等々様々な大量の料理が机に並べてあるので一口ずつ食べていってもかなりお腹が膨れる。
ボスの奥さん曰く、「私も半分くらい知らない人だから」との事らしく(え、そうなの!)
各自食べものを摘みながら、自己紹介したり仕事の話したりと会話を楽しんでいた。くまも色んな人が会話の輪に入れてくれたのでなんとかひとりぼっちにならずに済んだ。
クリスマスは家族で過ごすもの
家族で集まって、手作りクリスマス料理やデザートを食べつつ大いに語らうっていうとても温かな空間を体験する事が出来て嬉しかった。日本とは雰囲気が違って新鮮だったな。
にしてもみんな初対面の人達と話すのが得意で驚いたなあ。俺は家に帰ってきたらクタクタでした。。ケーキ食べて家でゆっくりしてるのが性に合ってるかも。
イギリス人WWOOFerとのお別れ【オーストラリアでワーホリ!14日目→15日目】
外国人は漢字好きだなと実感した話。
ども!くまです。
書き溜めてた記事を順々にアップしてて気付いたのですが、実はうちの農場にくまとは別のWWOOFerが来てました。
が、まったく記事に書いてませんでした笑
今回はその子の事を。
めちゃめちゃしっかりしてるイギリス人
彼女はイギリスから来た20歳の女性。くまが農場に来た2日後にやって来た。
イギリスから来た女の子:私フライヤ。よろしくね!
(((握手ガシっ!)))
くま:あ、はじめまして。くまだよ。(そわそわ)
これが正しい挨拶の仕方か!ガッチリ目を合わせてハキハキ挨拶。そして握手!勉強になります。。
そんな彼女はイギリスで農業を営む家庭に生まれ、世界各国を巡りながらWWOOFを活用して各地の農業を学んでいるらしい。いずれは本国に戻って家を継ぎたいそうだ。カッコいい。
そんなこんなで、ボスとその奥さん、そしてフライヤ、くまの4人での生活がスタートした。
彼女はまったく物怖じしない
フライヤは来て早々、ボスともバチバチやり合ってた。
フライヤ:この荷物ここに置いとくよ?
ボス:う、うーん。そうだな…
フライヤ:イエスかノーかはっきり言って。はやく。
てな具合に年齢差とかも特に気にする事なくズバズバ動いてく。当然ボスとの衝突も何度かあったけどその度に何だかんだ仲直りしてた。
彼女は菜食主義者
フライヤはビーガン(菜食主義)だった。俺は知識ではその存在を知ってたけど、実際に出会うのは初めてでなんだか新鮮だった。ので色々聞いてみた。
おれ:フライヤはビーガンだよね?なんでお肉食べないの?
フライヤ:なんだか違和感があるんだよね。お肉とか乳製品食べる事に抵抗があるの。
おれ:そういうものなの。イギリスには多いの?ビーガン。
フライヤ:多くは無いけどそこそこ居ると思うよ。特に都市部に多いと思う。ここらみたいな農村部には少ない傾向だと思う。
おれ:日本じゃ出会ったこと無いんだよねまだ。肉食べなくて身体は大丈夫なの?
フライヤ:問題ないよ。なんなら野菜だけの方が健康的で力強くなれる気がするの。私はね。
おれ:ふーん。そうなの。
色んな人がいるんやなー。
奥さん、ビーガン向けのメニューに困る
一番フライヤの為に色々工夫してたのはボスの奥さんだった。肉は勿論、乳製品も卵もNG。それでもフライヤが喜ぶようなメニューを奥さんはネットで探しながら毎日準備してた。(やさしい人だ)
ホムズって言う豆で作ったペーストとか、野菜ハンバーグとか、ココナッツチーズ(そんなのあるのか!)を使った野菜オンリーピザとかとか。
フライヤもとても喜んでたし、俺も普段食べないようなメニューが追加されるので楽しかった。ボスの奥さんはとても料理上手なのだ。
それにフライヤはとても美味しそうに収穫した果物や野菜を食べていた。(特にロックメロンがお気に入りで、毎晩ほんとに嬉しそうだった。)
僕らはなかなか良いチーム
野菜や果物の収穫やパッキングはさすが農家の娘。お手の物だった。
路上販売の接客にしても、元々の物怖じしない性格と母国語としての英語は彼女の大きな武器だった。
ボス曰く彼女は売り上げを大きく上げてくれたそうだ。
実際、週末街に出かけて4人フルメンバーで路上販売した時なんかはとても良かった。
ボスがメインの接客、奥さんが会計、彼女が接客のサブとパッキングをして、俺はスイカをひたすら売る笑
英語で分かんないことがあったらフライヤが助け舟を出してくれたし、重い荷物は代わりに俺が運ぶ。
ガッチリ噛み合ったチームとして、我々はクリスマス直前のラッシュを乗り切ったのだった。
あっと言う間にお別れの時
実質フライヤが農場に滞在していたのは2週間足らずだった。それでも毎食ご飯を一緒に食べて、朝日が昇ってから日が暮れるまで共に働いて居ればそれなりにみんな仲良くなる。1ヶ月近く共に過ごしたような感覚だった。
クリスマス前日の朝、彼女は旅立った。ブリスベンでイギリスから来る友人と合流しクリスマスを過ごすらしい。その後はまたオーストラリア各地を巡るそうだ。
ボスと奥さんは彼女に早めのクリスマスプレゼントを用意していた。(可愛らしいスイカ柄のポーチ)
くまはクリスマスカードを渡した。
あなたの名前を漢字で書くと…
クリスマスカードと言いつつ実際は日本から持ってきていた年賀状を使った。来年の干支、イノシシが書いてあるやつ。
そして、これもまた日本から持ってきた筆ペンで『謹賀新年』『富来哉』とドドンと書いて、メッセージを下に添えた。
“富”はhappy、“来”はcome、“哉”はstart って意味の漢字で、”フライヤ”って読むんだ。
楽しいクリスマスと新年を過ごしてね。素晴らしい旅行になりますように。
完全に当て字で、なんだか暴走族の夜露四苦的なあれなんだけど、これがとても喜んでもらえた。
フライヤ:わお!これなに!クリスマスカード??
おれ:そう。あと、漢字でハッピーニューイヤーと、その横に君の名前書いてあるよ。
フライヤ:え、私の名前って漢字だとHappy Come Startって意味なの!!凄い!めっちゃ嬉しいわ!
彼女がいつも読んでる本に栞がわりにサッと挟んでました。
ポジティブな意味を持つ漢字を当てはめたくて奮闘した甲斐がありました。
(富がhappyは強引だし、哉に始めるって意味があるのは調べて初めて知ったけど、まあそこはご愛嬌)
そんなこんなで彼女はみんなに見送られて次の目的地へ旅立って行きました。
WWOOFなら世界各国の人と出会える…かも
ボスの奥さん曰く、多い時で4人のWWOOFerを同時に受け入れた事があるそう。
国籍も日本、ドイツ、アメリカ、韓国、中国等々、様々な国からやって来るそうだ。
オーストラリア人だけじゃなくて、色んな国の人と出会える機会に恵まれるかも。
本場で日本ラグビーを誉められる【オーストラリアでワーホリ!13日目】
サモア人ラグビープレーヤーと南アフリカ戦の件で意気投合したはなし。
ども!くまです。
路上販売してたらめちゃくちゃイカつい男の人(筋肉どーん!タトゥーばーん!な人)がスイカ買ってくれて、車まで運ぶついでに話しかけてみた。(結構勇気が要った)
おれ:ラグビーしてる?(一言目から直球)
イカつい兄ちゃん:え、やってるよ!そこのグランドがホームなんだ。
おれ:まじか!!!選手か!すげえ!
なんと彼は地元のラグビーチーム(レッドアンツって言ってたはず)のプレーヤーだった。
雰囲気でラグビー選手を見切ったぞ…。
くまは元ラグビー部なのでかなりテンション上がる!しかも彼はサモア人らしい。すげえ!強豪国だ!
日本ラグビーは世界の心を掴んでいた
そんなこんなで「俺もラグビーしてたんだよー」とか話しつつ、話題はやはり2019年ワールドカップの話へ。
おれ:来年は日本でワールドカップ開催だから楽しみなんだよ!
ラガーマン:そだな!にしても前回大会の日本は凄かったよな!
おれ:え!観てたの!
ラガーマン:観たよ!ありゃ凄かったよ南アフリカ戦!日本はほんとに素晴らしいチームだね!
おれ:(嬉しくてジンとくる)ありがとう。。俺も俺の父親も、あの試合はめちゃくちゃ感動したんだよ。。
ラガーマン:ほんとに良かったよ日本は。だから俺はニュージーランドと日本とサモアの3国を応援してるんだ!
くま:そこに日本入ってるの?!
ラガーマン:ああ!スタミナ、鋭いタックル、最後まで諦めないプレーには本当に感動したんだ。あとニュージーランドは言うまでも無く世界一だからね。
くま:そんでサモアは自分の国だもんね。
ラガーマン:ああ、だから一応ね笑
その後ラグビー談義に華を咲かせ、またねって握手して路上販売に戻りました。
ラグビー強豪国のオーストラリアの地で、同じく強豪国のサモア人の、それもラグビー選手が日本を応援してるなんて。。
こんなに嬉しい事は無い。良いプレーは国を超えて人の心をガッチリ掴むって事を感じた。スポーツは国境越えるなあ。良い経験でした。
ボス:お前なに話し込んでたんだ!カーステレオの話か!
おれ:(なんでやねん)ラグビーの話だよ。
ボス:そりゃいいな。お前ラグビーしてたもんな。俺はクリケット派だ。
おれ:知ってる。(毎晩観てるもんな)
WWOOFエンジョイ中【オーストラリアでワーホリ!9日目→12日目】
はじめて英語でケンカした話。
くまです。カンガルーを見たいのですが、まだ見てません。
運転中うちのボス:見ろくま!カンガルーだ!!
おれ:まじで!??どこ!!
(通り過ぎて行く車に轢かれたカンガルー)
ボス:な?
おれ:ちがう。生きてるやつを見たいの。
そんな感じで割と楽しくやってます。
ちょっとゆっくりできる時間ができたのでここ数日の出来事をまとめとく。
スイカやメロンを売りさばき、ひたすら働く日々。
クリスマスに向けてどんどん忙しくなってくるのがこの時期らしく、大量のメロンやスイカ、それにマンゴーを仕入れてます。
うちの農場ではズッキーニや南瓜、きゅうりとかを収穫中。
で、仕入れたやつをどんどん路上販売でうりさばいてます。How are you going?の笑顔で始まり、マンゴーはどう?とかスイカはサイズによって値段違うけど?とかお客さんと話しつつ売り込む。たのしい。
ボスとのケンカ。
うちのボスは怒りっぽい。もう、何かあればすぐ怒る。
看板が風で倒れたとか、秤を家に忘れたとか、そんなことですぐ、ぷんすかしてる。
で、周りに強めに当たってくる。子どもかよー、って思って基本は動じず流してるんだけど、あまりにもそんな事が続いて我慢も限界になったのです。もうなんせ暑いし、朝四時起きで荷物の積み下ろししてるしでお互い疲れてたんだな。
きっかけは集客用の立て看板の向きを間違えたこと。(俺が悪い笑)
ボス:何してるんだ!向き違うだろ!!
俺:ごめんごめんすぐ直すよ。(看板の向き変える)
ボス:違う!そうじゃない!場所も違う!!
俺:え、そうなの?ごめんこっちだね?
ボス:バカか!もう触るな!!(怒鳴り)
俺:《《うるせぇーーー!!!》》(心の声)
(手に持った看板を下ろして設置場所を確認するおれ)
ボス:いいから触れるな馬鹿野郎!!
俺:見てるだけだわ!確認してんだよ!!!(((怒鳴り)))
ボス:!!!(((動揺))) ご、ごめんよ。
普段静かな日本人が声を荒げたのが驚きだったようで、しゅんとなるボス。
でもね、そりゃお互い疲れてるけど楽しくやろうよって話じゃん。ちょっとした事でマイナスの感情ぶつけてきてんじゃねえよ、って。
ボスはなんだかやさしくなった
その後ボスもなんだか気を遣ってくれるようになったので、時にははっきり怒りや拒絶の意思表示・感情表現をする事も大切だと思いました。言葉が不自由な分特に、こいつには何言っても怒られねえわって思われやすいし、そういうのはエスカレートしていくし。
こちらは居候させて貰ってる分、遠慮しながら生活してるから、立場的にも弱い感じがするんだけど、言われっぱなしは不健全。
WWOOFは労働と生活をあくまで対等な関係で交換するもの。だとおもいます。(ボスの奥さん曰く、Happy Exchange)
受け入れてもらっている事に感謝しつつ、自分のできる事をできる分だけ提供するように気をつけようと思った次第です。
路上販売は連日大賑わい。
WWOOFでのんびり農夫LIFE【オーストラリアでワーホリ!4日目→8日目】
WWOOFで一週間現地生活してみた経過報告
ども!くまです!
ここ一週間WWOOFしてきて、農家の1日のサイクルにもやっと慣れてきた感じです。
ちゅうことでWWOOF inオーストラリアの続き。
※WWOOFとは1日4時間くらいの労働力を提供することで、宿泊・食事・Wi-Fi等家の設備をホストから提供してもらう制度!無料&英語環境&ローカルな生活を送る事ができる楽しげな制度です。
WWOOF1日の流れ
あさ!朝は4時起きから7時起きまで日によってバラバラ。起床したら朝食自分で適当に食材食べてねって感じなので、パンやらヨーグルトやらシリアルやらを棚から出してきて食べてます。
パパッと朝の身支度を済ませたら、仕事に移ります。
午前中は日によってバラバラな内容。
- メロンやマンゴー等を他の農家から仕入れに行く
- 自分とこの野菜や果物を収穫する
- それを街に売りに行く…てな感じ。
ちなみにうちのボスは腰痛持ち。確かにマンゴーの箱(一個10キロ)とかめっちゃデカいスイカとかをバンバン運んでトラックに載せてくのは腰やら背中やらにくる…
でもボスが喜んでくれるので、筋トレだと思ってがんばる…
ほんで俺が好きなのは路上販売!仕入れた野菜・果物を路上販売するんだけど、地元の人達に自分が収穫したモノを販売するのって楽しい。
ふつうに旅行してたらできない経験だなあって思うのはこういう所。「農家の人間」「野菜を売る」っていう役割がある分、より現地の生活に積極的に溶け込める気がする。
笑顔でhelloやらhow are you going?やら話しかけると、みんな笑顔で返してくれるのが嬉しい。
ほんで、どのスイカが良いやら、ついでにマンゴーはどう?とか話しながら販売してく。
(会社員時代の元営業としての血が騒ぐシチュエーション…)
で、お昼は家に帰ってくるか、遠い所だとその場でお昼を済まして、
夕方には家に帰ってくる感じ。
その後も野菜のピッキングとかやる事幾らでもあるみたいなんだけど、あとはフリータイムにしてくれるのでシャワー浴びたりネットサーフィンしてまったりする。
ほんでお楽しみの晩ごはんー!
毎日肉!!ほんで採れたて野菜!!デザートに新鮮フルーツ!!!
てな感じなのでテンションが上がる。決して豪華なメニューではないんだけど、やっぱり美味い。現地の食事を現地の人と一緒に食べれるっていうのが嬉しい。
(ここで食べた果物の感想を次の日の路上販売で披露する、という名目のもと色々食わせてくれるのだ)
日本人の自分にはどのメニューも珍しくて、ぜんぶ美味い美味いって食ってたら「お前ほんと食うの好きだな」って。日本にいる時と同じこと言われてるので、平常運転です。
結論。いい感じの毎日です。
今日はデイオフだったので家でダラダラしたり、近所で路上販売してるボスに弁当届けたりしてまったりした1日でした。
明日からはクリスマスに向けた収穫と販売で大忙しの日々らしいので気合い入れてがんばります!
お客さんが連れてきた犬。かわいい。